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　1月25日（土曜日）JR淵野辺駅近くの商店街で、２年ぶり５度目の優勝を飾った青山学院大学陸上部の優勝報告会が行われた。

　報告会の後、練習拠点である相模原キャンパスに向かって優勝パレードが行われ、原晋監督、選手たちを一目見ようと沿道には約3万人（主催者発表）が集まった。

　空はあいにくの曇天。それとは裏腹に晴れやかな表情を浮かべる監督や選手たち。それほど、第96回の箱根駅伝を制したことは大きな出来事であった。

　王座奪還に向けて、「箱根駅伝を応援する会」も例年以上に強力な結束をみせた。箱根駅伝当日、各応援拠点では、一人でも多くのＯＢ・OGに応援していただこうと必死にお声掛けをする拠点責任者の姿が見られた。青学を愛する気持ちが、選手たちの背中を少しでも押したのだとしたら、これほど嬉しいことはない。

　原監督は、「我々が目指すは宝塚歌劇団だ」と語る。「華やかな舞台の裏で、人知れず厳しいトレーニングを重ねる姿勢を見習いたい」とのこと。

　もうすでに来年に向けての戦いははじまっている。我々、「箱根駅伝を応援する会」も、気を引き締めて臨む覚悟である。